ライブをした記事(滅入るかもしれません)
某日名古屋にてドラマーとしてライブに参加することになった。
バンドのライブでドラムを叩くなんていつぶりだろうか、多分大学以来だから本当に数年ぶりだぞ。
演奏する曲はあまりに眩しすぎた。陰キャもド陰キャな私がまともに聴いたら寝込んでしまうだろうな、私が楽器一個の音に集中して聴けるタイプでよかったな。何回か吐きそうになったけど。
周囲もそうだ、陽、陽、陽、三者三陽だ。陽陽陽陰ってもう半分場違いじゃないか、いいのか、いいのか。
ーーーーーーー終了ーーーーーーー
普通に練習中にスティック先飛んでウケた、飛んだ先が私の頬でよかったな
ーーーーーーー再開ーーーーーーー
ライブ当日。リハの時点でまあまあ緊張してて1人でウケてた。
もう楽屋裏でド緊張。普通に笑顔で吐きそうになっててウケる。舞台上で吐かなけりゃいいな。なんて思ってたら他の出演者のクセ強すぎて全部飛んだ。白昼夢見てた?我々。
さて、本番だ。とりあえず走らないようにしなきゃ、メンバー紹介何言えばいいんだっけ、ああ、失敗したらこわいな、もう逃げちゃおうかな、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、なんて思っているうちに登場BGMが鳴る。ギターの音が聞こえたら出なくちゃいけない。そちらの世界からは私達はどうみえるのかな、猫背気味に挑発をかましながらドラムの定位置に入る。ああ、始まるんだ。
人の影が目に飛び込んでくる。こんなにどこから湧いてきやがったのかな、楽しみにしやがって。
ここからどんどん楽しくなってくるからせいぜい踊り狂いやがれ。
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ライブが終わってからメンバーが撮っていたインスタの録画を自宅で見る。自分の陰具合に吐きそうになりながらも最後まで見た。
...想定よりも盛り上がっていた。でもほとんど記憶が飛んでいる、ような気がする。
だがドラムが少し走っている。連打が苦手なのだろう。他の人はあんなに上手いのに、何をやっているんだろうコイツは。リズム隊の風上にもおけないじゃないか。
...まあいいじゃないか、楽しんでるじゃないか。お前もあいつらも。それでいいんだよ。